愚か者の通り道

愚か者ながら、日々感じたこととか自由に書いてきます。

自分じゃ気づけないこともある

今日後輩にすごく助けられた話。

自分企画の立ち上げ前プロジェクトがあって、そのプロジェクトに行き詰まってた。
概要としては、あるIPを使用したアプリで、自分から企画を出すと同時にモックを作り、周りに見せたら結構好評だったので進めることになったプロジェクト。
ただ、進めるに当たって周りから「こうした方がいいんじゃない?」とか「こうゆう要素欲しい」という意見を聞くうちに、なんか自分が当初思い描いていた物とは別路線に進もうとしたり、元の路線に戻ろうとしたりで中途半端になり、結局どうしたいんだっけ?これ需要あるんだっけ?とか悶々としてた。

その状態だったが故に、見かねた上司が他のメンバーを巻き込んで解決しようって形にし、これどうやったら面白くなると思いますかブレストを行った。
そんで、その場で後輩にすごく問い詰められた。

そもそもしたかったことって何?
それはどの層のどんな欲求に刺さるの?
それを実際にその層の人に聞いた?作ったものを見てもらった?
まずそこをやらないと、それ以外の層の人たちで話してても意味なくない?
まずそれやりましょう。午後一でそのIPチームの人たちにモック見せに行きますよ。

結構ボコボコに言われたなぁ。
でも、感情的とかではなくって論理的に言っていることが凄く伝わったので、聞いてて嫌ではなかったし納得もできた。
言われて気づいたんだけど、そもそも明確なターゲット層がいて、そこに詳しい人が社内にいるのに、そこの人たちに気かずに身近な人だけに聞いて判断するのって凄く無駄だよね。
その人たちの言ってることが的外れな可能性も大いにあるし。
多分、そのチームに知り合いがいないから聞きづらいのと、作ったものが否定されるのが怖かったのとかで、無意識に避けてたんだろうなぁ。
身近な人って聞きやすいし、優しかったりするから、どうしてもそこで完結してしまおうとする節がある自分に気付かされた。

午後にモック見せに行ったんだけど、想定してた以上に好評だった。
当初の自分の想定が間違って無かったことがわかり、方向性が固まった。
あと、思ってたよりも全然聞きやすい雰囲気で、何を勝手に怖がってたんだろうって深く反省した。
これ、もう一週間くらい早くやれてれば良かったなぁとひどく痛感した。

また、このモック見せる会が終わった後に後輩に言われたんだけど。
自分がディレクターであり、責任を負うのも自分なのだから、周りがなんと言おうと自分の意見は貫くこと。参考にはしてもいいが、基本的に周りの言ってることは無責任な発言しかないので、流して問題ない。
実際今回のもあなたの当初の企画は良かったんだから、他の人の意見に耳を貸して無駄に悩んだり右往左往する必要は一切無かった。

すごい後輩だなぁって思った。
ズバッと言ってくれるとこと、実際に一緒に行動してくれるとこに凄く感謝。

最後に少しだけ今回学んだことをまとめる。
・迷ったらターゲット層に聞く
・変に怖がったりせず、すぐ行動する
・自分の企画を信じる

今日は本当に勉強になった。