愚か者の通り道

愚か者ながら、日々感じたこととか自由に書いてきます。

相談するって大事だねって話

彼女のことで悩んでいる事があった。

 

性格の不一致というか考え方の違いというか、物事に対する捉え方や行動が違う時が結構あって、簡単に言うと自分への態度や他の男性への態度で嫉妬を感じる事が多かった。

 

でもそれは付き合う前から割と分かってた違いだったし、その辺価値観すり合わせつつ付き合って行こうぜって感じで付き合い始めたわけなんだけど。

それが上手くできずにモヤモヤしていた。

 

彼女は結構我が道を行くタイプで、嫌なものは嫌ってはっきり言う。

それに対し自分は割と何にでも寛容というか適当なタイプで、あなたがそう思うんならそうなんじゃない的なスタンスが多かった。

それで彼女を自由にというか好きにさせてた訳だけど、思ったよりも嫉妬を感じる自分に途中で気づいた。

 

でも付き合う前にそういう価値観の違いあるけど大丈夫?的なのを聞かれて大丈夫って言ったこともあり、嫌とも言えず自分が我慢というかもっと寛容になればいいんだって思いながら過ごしてた。

 

これが正直しんどかった。

嫉妬する自分も嫌だし変われない自分も嫌だしそれを相手に言えないのも嫌だし相手に媚びてる感じになってるのもすごく嫌だった。

 

 

ということを、自分の問題だと片ずけていたし相談しようにも言う相手がいないと思ってただ苦しんでた。

 

それをさっき親友とその嫁に救われた。

 

曰く、それは恋人との関係としておかしいと。

嫌なことは嫌って伝えるのが当たり前だし、何なら言わないと相手もわからない。

伝えた上で納得いかないなら喧嘩するなり別れるなりすればいいけど、それもしないまま妥協して媚びへつらって自分を曲げるような関係でうまく行くかボケ。

仲の良い友達と接するようにリラックスして相手と接せれないとどうせ上手くいかないから、その関係になれるよう自分に素直にいなさい。

もし上手く行かなくても新しい人の紹介でも何でもするから、自分は曲げるな。

 

と。

 

本当は言うつもり無かったんだけど、もし何か見えるものがあればって軽い気持ちで聞いたら予想外に本当に求めているものが手に入って心底嬉しかった。

本気で泣いてしまった。

 

何が一番嬉しかったって、こう言ってくれる友達がいてくれる事が心の底から嬉しかった。

もし彼女と別れたとして、自分には残るものがあるし支えてくれる人がいるって事がどれだけ嬉しいかを痛感した。

 

純粋に、彼女を失う事が怖くなってしまっていたんだなと。

価値観をすり合わせるのではなく、彼女の価値観に自分を合わせようとしていたんだなと。

 

最近自分らしくないってずっと思っていた事の正体がやっと分かった。

 

もう迷わないし妥協しないし自分に素直にいようと思う。

過去の自分を振り返ってもそういう時が一番上手く言っていたし、そうやって後悔した事など一度もないから。

 

本当に親友とその嫁には感謝した。

そんで、軽い気持ちでも相談してみるって本当に大事なんだなって身に染みた出来事だった。