社内政治力を上げないと意見を通せない
給料を下げると告げられた社員がいた。
給料形態が過去のものであり、最新のに統一する上で給料を下げる内容に同意してくれないかと上の人に言われたらしい。
その人は自分とは全然違う部署だったんだけど、聞いてる限りその人の言い分が正しいように聞こえたため、自分も立ち入って経営サイドとの間持ちをした。
その人は真面目に仕事をこなしており、具体的な理由(仕事の出来が悪いとか)もなく給料を下げられることに納得がいかないと。
経営サイドとしては、そもそもボーナス込みの給料計算が間違い(ボーナスは基本的に無い)のため、ボーナス無しの給料が正しいと。
基本的にみんな入社する時って年収で判断すると思うんだけど。
もし自分が今回のその人の立ち位置だったら、会社都合で年収を下げたいって言われて納得するかって言われたら、絶対納得いかないと思ってその人の味方をした。
結果的に、その人の年収は下がらずに済んだ。
ただ、社長と副社長まで巻き込む大事になり、本当にこの進め方で良かったんだろうかと反省もした。
今回自分が入ったことでより自体を膨らますことになったのではないかと。
これ、実際信頼できる友達と社員の人にそれぞれ意見を聞いてみて、どちらからも同じ回答が返ってきた。
進め方は間違ってた。
自分が完全に当人と組織の間に入るのではなく、それぞれに個別に意見を聞きつつ自分の持ってきたい方向に誘導すべきであったと。
直ででちゃうと、当人に大事なことを人に言わせる人だと経営サイドに思われてしまうこと、自分の立場も危うくなることというデメリットがあり、得策ではない。
今回でいうと、当人の上司と一旦話して見解を聞いてみること、人事の人に意見を聞いてみること、副社長に意見を聞いてみることを事前に実施するべきだった。
まぁ要するに、当人達の問題に直で顔を突っ込むよりも、遠回しに誘導する方が波風立てずに効率よく物事が進められるってこと、今回は学んだよ。